食洗機vs手洗い、どっちがお得?上手な使い方もご紹介!

はじめに

 

お料理をした後の一仕事に、食器洗いがありますね。

お茶碗にこびりついたお米や油汚れなどは、落とすのも意外に大変だったりします。

さらに冬場になると、手荒れに悩まされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時に重宝するのが、「食器洗い乾燥機(通称:食洗機)」です。

使い終わった食器と洗剤を入れれば、あとはスイッチオンで乾燥まで仕上げてくれるスグレモノのこの機械。

気になるのは電気代・水道代などのランニングコスト。

手洗いの時とどのくらい違うのでしょうか?比較してみました。

また、食洗機と手洗い、それぞれのメリット・デメリットや上手な使い方もご紹介します。

 

食洗機・手洗い、それぞれのランニングコストは?

それでは、それぞれの方法で洗った時に、実際に年間どのくらいのコストがかかっているか調べてみました。

比較にあたり、北海道経済産業局の「実践!おうちで省エネ」パンフレットのデータをお借りしています。

いかがでしょうか。

特に手洗いにかかる水道代は、水を流しながら洗うため、食洗機の約5倍の使用量がかかっています。

上記の通り、コスト面でのみ見ると圧倒的に食洗器に軍配が上がります。

 

食洗機と手洗いのメリット・デメリットは?

では、次に食洗機と手洗い、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

 

食洗機

メリット

食器洗いの手間が短縮される

手洗いではスポンジを泡立てて、洗って、水で流して、ふきんで拭いて…と手間と時間をかける必要があります。

食洗機では、洗剤と食器を機械に入れてボタンを押すだけで仕上げてくれるので、洗っている間は他の家事をしたり、自分の好きなことをして過ごすことができます。

 

手洗いよりも綺麗に洗えて衛生的

手洗いの場合、お湯の温度は40℃前後が多く、油汚れを落とすのも大変です。

一方食洗機は60℃前後の高温のお湯を使うことが出来るため、汚れも落ちやすく衛生的です。

手洗いに比べ経済的

上のデータからもわかる通り、手洗いに比べて光熱費を抑えることができます。

 

手荒れを防止できる

水に触れている時間を短縮できるため、手が荒れやすい人にとっては嬉しいメリットとなります。

 

デメリット

初期投資がかかる

まずは食洗機を購入しなければいけないので、その費用と工事代金がかかります。

工事は本体設置と共に電気工事が必要になります。

分電盤から専用回路(100V)を引くため、状況によっては露出配線になる場合もあります。

また設置できるかの確認が必要ですが、ビルトインを後付けする場合は、さらに費用がかかることを念頭に入れておきましょう。

なお、洗剤は食洗機専用のものが必須になってくるため、普通の食器用洗剤とは別に用意する必要があります。

 

予洗いが必要なものもある

カレーやハンバーグを食べた後のお皿など、ソースや油がたくさんついているものは、ペーパーでふき取るか、軽く水で洗う必要があります。

汚れがたくさんついたものをそのまま機械に入れてしまうと、洗い残りが発生してしまうことがあります。

 

食洗機不可のものもある

木製のお椀や水圧で飛ばされてしまうような軽い物など、食洗機で洗うことのできない食器もあります。

最近では食洗機対応のものも増えていますので、食器を購入するときは確認してみるとよいでしょう。

また、フライパンやお鍋などの大きなものは、手洗いをする必要があります。

 

臭いに注意

しばらく使用しないと排水口から臭いが上がってきます。

通常、排水口に水が溜まっていてトラップとなり、臭いが上がるのを防ぐ構造になっているので、しばらく使用しないと水が蒸発して異臭が上がってきます。

 

手洗い

メリット

初期費用が少なく、経済的

食洗機は設置するにあたって費用が掛かりますが、手洗いは洗剤とスポンジさえあれば洗うことが出来るので、光熱費を除いたコストとしては非常に経済的です。

 

少量の食器の場合、短時間で洗える

食洗機の場合庫内に一杯でも、お皿数枚だけでも洗浄や乾燥にかかる時間は同じです。

洗い物の量が少ない場合は、手洗いの方がかえって早く洗えることの方が多いのです。

 

様々な食器をしっかり洗うことができる

繊細な細工が施されていたり高価なものは、食洗機を使ってしまうと傷や破損の原因となることもあります。

手洗いなら複雑な形の食器でも洗い上げることができます。

 

デメリット

ランニングコストが食洗機よりかかる

手洗いの場合、食器が多ければ多いほど水道代がかかります。

油汚れを洗う場合や冬場は、お湯を使いガス代もかかるため、ランニングコスト面で考えると食洗機の方が優れています。

 

手荒れしやすい

水・お湯の長時間の使用や洗剤によって、手荒れの原因となってしまうこともあります。

特に冬場の場合、ささくれやひび割れなどが悪化してしまうこともあります。

そのため手が荒れやすい人にとっては、洗い物自体が苦痛になってしまうこともあるようです。

食洗機を上手に使う方法

メリット・デメリット両方ある食洗機ですが、少しでもコストを抑えて上手に使う方法をお教えします。

洗う回数を少なくする

食洗機は庫内に食器がたくさん入っていても、少なくても1回にかかるコストは変わりません。

そのため、少ない枚数で何回も食洗機を動かすのではなく、食器をまとめて1回で洗った方がお得に食洗機を使うことができます。

また、少量の場合はつけ置きした後で、手洗いをするのもよいかもしれませんね。

ちなみに、あまりに詰め込みすぎてしまっても、かえって洗浄能力が落ちてしまうので注意するようにしましょう。

 

コースを使い分ける

最近の食洗機には、庫内の食器量に応じたコースや、頑固汚れにも対応できるコースなどを選択できる機種もあります。

洗い物の量を考慮して使分けてみるとよいでしょう。

 

乾燥機能は意外に…

食洗機で電気代がかかるのは、意外にも洗浄よりも乾燥の方がかかっているのです。

洗浄した後に乾燥が始まったら、ある程度のところで乾燥を途中でとめて、機械内の余熱で乾かしたりすると電気代の節約にもなります。

 

食器の配置を考える

お皿とお皿の間隔が狭かったりすると、洗い残しができたりしてかえって二度手間になることもあります。

 

お手入れを怠らない

洗い残しや故障を防ぐために、こまめにお手入れをすることが大切です。

特に残菜フィルターは、目詰まりしてしまうと洗い残しがでてしまったり、機械内にカビや悪臭が発生してしまうこともあります。

機種の説明書に従ってお手入れをするようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

食洗機にはメリット・デメリットと両方ありますが、少し工夫をすることで洗い物のストレスから解放されることができます。

忙しい現代人にとって、食洗機は時間と光熱費を節約できる素晴らしい機器です。

食洗機でお悩みのかた、是非グローアップまでご相談ください!

 

この記事を書いた人

 

内田 茂之

最近ではキッチンのリフォームと同時に、ビルトイン食洗機を導入されるお客様も増えています。

キッチンのリフォームを考えている方は、ご検討されてはいかがでしょうか。

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